【大江橋法律事務所 / FRONTEO共催オンラインセミナー】
近時では、中国で事業を展開する企業の多くにおいて、それが抱えるリスクに対応したコンプライアンス・プログラムが導入されつつあります。
従前より、中国事業では腐敗や不正会計のリスクが比較的高いとされ、コンプライアンス・プログラムにおいてもそれらが重点対象領域とされてきました。プログラムの運用においては、事業が直面している贈収賄や不正会計リスクの定期的な見直しと、関連する環境変化や進化している業界の標準を考慮に入れた改善が必要です。直近1年間を見ても、中国における事業環境は、中国政府のコロナ対策、成長減速及び米中の対立などの影響を大きく受けており、不正防止に向けたモニタリングの課題も変化しています。今回のセミナーでは、プログラム運用における課題解決に向けたアプローチの具体例を解説いたします。
【 プログラム 】
□中国事業におけるコンプライアンス・プログラム導入の重要性と課題
□近時における中国事業が直面するリスクの変化と課題(日米欧の在中商工会議所による事業環境サーベイ、コンプライアンスの課題分析等を踏まえて)
□プログラム運用の課題解決に向けたアプローチの具体例
1998年から上海事務所に駐在し、日本企業の中国事業をそのライフサイクルの全段階において支援する経験を積みました。主に各種の製造業、IT及びヘルスケア等の産業分野において、コーポレート案件やコンプライアンスにかかるご相談から、紛争解決・危機管理案件までを担当しており、クロスボーダー案件も比較的多く扱っています。企業の競争力の源泉である技術等の背景を十分に理解した上で、適切な法的アドバイスを提供することを重視しています。