半導体を中心とする米中ハイテク摩擦の長期化が台湾海峡情勢の緊張を高めています。中国政府・産業界は悲願である半導体の国産拡大において台湾の企業・人材との連携を重視してきましたが、米国による対中制裁でその道筋を断たれたからです。一方で、台湾側がTSMCなど地元の半導体産業を「シリコンの盾」として対中抑止に使っているとの見方もあります。本講演では来年1月に投開票される台湾総統選の行方も踏まえ、米中台のハイテクトライアングルの現状と見通しを解説します。
また株式会社FRONTEO 取締役山本麻理より、FRONTEO AI “KIBIT Seizu Analysis”を活用したサプライチェーンの解析事例についてお話いたします。