政府が対日投資100兆円計画を打ち出しました。「Invest in Kishida」戦略の一環で、この流れの中で国内企業に対する海外買収案件も増える見通しです。しかし企業買収を巡っては日本の法制度の不全から、「誰が本当の買い手なのか」が判然としないケースがあります。この問題と、それを利用したチャイナマネーの動きを、実際に上場企業に起こった事例を通して考察します。
講師を務めるのはNewsPicks副編集長の杉本りうこ氏。中華圏の経営者に数多くインタビューし、中国上場企業全社のデータブック(「中国会社四季報」)を立ち上げた経験のある杉本氏が、実例を詳説しつつポイントを指摘します。